BOOK GUIDE / 仕事・キャリア
『エッセンシャル思考』は忙しい人にどう合う?|何を減らすか決めるための読書案内
選書・構成:小田作の本棚 | 書誌確認:2026年9月14日
頼まれたことを断れず、毎日忙しいのに何も進んでいない気がする。そんなとき、「もっと速くこなす」以外の道も探したい。仕事や暮らしで何を残すか考えるための一冊として紹介します。
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
グレッグ・マキューン 著/高橋璃子 訳
かんき出版
2014年11月刊/320ページ
ISBN:9784761270438
書誌と紹介・構成は出版社の公式情報を参照しています。以下の読みどころの整理や生活への問いは、当サイトの選書上の見方です。
エッセンシャル思考とは
「何でもやる」状態から抜け出し、自分にとって最も価値の高いことを選ぶ思考法です。単なる時短術ではありません。選択肢を吟味し、不要なものを断り、選んだ重要事項を確実に進められる仕組みを作るところまでが含まれます。
重要なポイント3つ
1.選ぶ権利は自分にある
頼まれたことへ反射的に「はい」と答えるのではなく、自分の時間を何に使うかを意識して選びます。選ばないままだと、他人の優先順位に人生を使うことになります。
2.「絶対にイエス」以外はノー
選択肢を厳しく比較し、中途半端に良いものを手放します。何を捨てるか決めることで、重要なものへ十分な時間と集中力を向けられます。
3.実行を努力任せにしない
締切直前の根性に頼らず、余白を確保し、障害を先に取り除き、自然に進む手順を作ります。「選ぶ」だけでなく「続く仕組み」にするのがポイントです。
ここからの生活例や試し方は、当サイト独自の提案です。
今日から試せること
- 今抱えている仕事を全部書き出す
- 見直したい予定を一つ選び、変更できるか関係者に相談する
- 新しい依頼にその場で即答しない
- 予定に何も入れない余白を残す
おすすめできる人
こんな人におすすめ
- 仕事を抱え込みやすい
- 優先順位を決められない
- 忙しいのに成果を感じにくい
注意したい点
何でも断ればよいわけではありません。自分の責任や相手への説明を踏まえ、何を残すか考える必要があります。
今週やることを全部書き、自分で変更できるものと、関係者への相談が必要なものに分ける。
次の一冊を、悩みから選ぶ
- 完訳 7つの習慣 人格主義の回復 ― 優先したいものの基準を考える
- スマホ脳 ― 休む時間とスマホを見直す
- 夢をかなえるゾウ1(文庫版) ― 小さく始める入口を探す
本は、全部を正解にせんでええ。今の自分に必要な一行が見つかったら、それで十分や。

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